安心の暮らしを叶える!注文住宅で考えるべきセキュリティ対策

公開日:2025/06/15

セキュリティ対策

理想のマイホームを実現できる注文住宅ですが、間取りやデザインにこだわるのはもちろん、忘れてはならないのがセキュリティ対策です。空き巣や不審者から家族を守るためには、防犯性の高い設計や設備の導入が不可欠です。今回は、注文住宅を建てる際に検討すべきセキュリティのポイントをご紹介します。

他人事ではない!住宅の防犯対策が必要な理由

侵入犯罪は年々減少傾向にあるものの、いまだに年間1.5万件以上の被害が報告されています。家族や財産を守るためには、日常の対策と防犯意識が欠かせません。

侵入犯罪は減少傾向でも油断は禁物

警視庁の統計によると、侵入犯罪の件数は減少しているものの、依然として年間1.5万件を超える侵入被害が発生しています。減っているからといって安心はできません。防犯意識が低い家を狙う傾向は今も変わらず、家族の安心・安全を守るためには、侵入犯罪の傾向を理解し、抜け目のない防犯対策を講じておくことが必要です。

空き巣が狙うのは「無防備な家」

空き巣の侵入方法でもっとも多いのは、ドアや窓が施錠されていない「無締まり」の状態です。これは全体の約4割を占めており、鍵のかけ忘れや不完全な施錠が原因となっています。

また、鍵穴に特殊な器具を挿し込んで解錠する「ピッキング」や、窓ガラスを割って侵入する「ガラス破り」も、それぞれ約2割と高い割合を占めています。こうした手口に備えるためにも、防犯性の高い設備と意識づけが欠かせません。

狙われにくい土地選びのポイント

注文住宅で理想の住まいを建てる際、防犯性を高めるためには「建てる前の土地選び」が非常に重要です。空き巣や不審者に狙われにくいエリアを選ぶことで、建物の設備だけではなく立地そのものが防犯の一助になります。具体的には、人通りの多さや街灯の数、警察署や交番が近くにあるかといった周辺環境を確認しましょう。

また、平日の日中や夜間など時間帯を変えて現地を訪れ、地域の雰囲気や暗がりの有無、騒音などをチェックすることも大切です。さらに、市区町村が公開している治安情報や過去の犯罪統計を調べておくと、より安心して土地選びができます。家づくりは、まず安心できる場所から始めましょう。

注文住宅に取り入れたい!安心を守るおすすめ防犯設備

防犯設備をあらかじめ設計段階から導入することで、空き巣などの侵入リスクを大きく減らすことができます。家族が安心して暮らせる住まいを実現するために、取り入れたい防犯設備のポイントをご紹介します。

玄関は「ダブルロック」が基本に

空き巣の侵入経路で多いのが玄関です。そこで有効なのが、錠前を2つ以上設置する「ダブルロック」です。ひとつの鍵よりも時間と手間がかかるため、侵入を諦めさせる効果があります。加えて、ピッキング対策に優れたディンプルキーや電子錠などを導入すれば、防犯性能はさらに向上します。

防犯カメラで「見られている意識」を高める

防犯カメラの設置は、空き巣などに対して強い抑止力となります。カメラがあるだけで「見られている」と感じさせ、犯行を未然に防ぐ効果が期待できます。録画機能やスマートフォンと連携できるタイプなら、外出先でも映像確認が可能で安心です。玄関、勝手口、駐車場まわりなど、侵入リスクの高い場所に複数台設置するとより効果的です。

窓ガラスも「破られにくさ」が大切

窓やガラスを狙った「ガラス破り」に備えるためには、防犯ガラスや防犯フィルムの導入が効果的です。防犯ガラスは中間膜が入っており、割られてもすぐに破れない構造になっています。フィルムを貼るだけの簡易的な方法でも、一定の防犯性が得られます。また、補助錠やロック付きクレセントの取り付けも有効です。

足音で警戒させる「防犯砂利」

建物の周囲や庭、通路などに敷く「防犯砂利」は、踏むと大きな音がするため、不審者を近づけにくくする効果があります。見た目は自然な砂利でも、音が出ることで心理的なプレッシャーを与えられるのがポイントです。比較的安価で導入しやすく、メンテナンスも手間がかからないので、予算を抑えながら防犯性を高めたい場合におすすめです。

屋外照明で「見えやすさ」を確保

夜間の暗がりは、不審者にとって格好の隠れ場所となります。そこで、玄関まわりや勝手口、駐車場などに屋外照明を設置することで、死角を減らし、防犯性を高めましょう。とくに人感センサー付き照明は、不意に照らされることで相手に驚きを与え、侵入を思いとどまらせる効果もあります。デザイン性に優れたタイプも多く、防犯と景観の両立が可能です。

防犯性と利便性を兼ね備えた電動シャッター

電動シャッターは、窓や出入口の防犯性を高めると同時に、ボタンひとつで開閉できる利便性も魅力です。しっかりと閉じておけば、ガラス破りやピッキングなどの侵入を防ぐ物理的なバリアになります。タイマー設定やスマート連携機能を備えたモデルなら、不在時でも防犯効果を維持できます。とくに道路に面した窓などには導入を検討したい設備です。

プロに任せて安心!ホームセキュリティの活用

センサーや警報装置、通報システムなどがセットになったホームセキュリティサービスは、高い防犯効果が期待できる安心のシステムです。不審者の侵入を検知すると、即座に通報されるため、万が一の際も迅速に対応できます。防犯対策を万全にしたい方におすすめです。

まとめ

注文住宅は、自分たちの理想だけではなく「安心して暮らせる空間」をつくる貴重な機会です。侵入犯罪は決して他人事ではなく、土地選びや設備面での工夫が、防犯性の高い住まいづくりにつながります。大切な家族と財産を守るためにも、計画段階から防犯対策を意識し、安心できる住まいを実現しましょう。今回紹介した防犯対策を参考にして、安心して暮らせる注文住宅を建ててください。

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