空間の有効活用と機能の拡張!注文住宅に地下室を設けるメリット・デメリット

公開日:2023/08/15

注文住宅は、設計の自由度が魅力ですが、自宅に地下室を作るという発想を持つ人はあまり多くないでしょう。しかし、地下室を設けることにはさまざまなメリットがあります。今回は注文住宅に地下室を作ることについて、地下室の種類やメリット・デメリットに加え、設計時の注意点などについて詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

地下室のタイプごとの特徴

注文住宅に作ることが可能な地下室には、3つのタイプがあります。以下では、それぞれの特徴について詳しく解説します。

全地下タイプ

全地下タイプとは、地下室の部屋全体が地下に埋まった状態の部屋です。部屋全体が地下にあるため、部屋の温度が安定しており、遮音性・防音性に優れています

半地下タイプ

半地下タイプとは、地下室の3分の1以上が地下に埋まった状態の部屋です。地上に出ている部分に窓を設置すれば、地下室にも日光や風を取り込むことが可能です。

ドライエリアタイプ

ドライエリアタイプとは、地下室の部屋全体が地下に埋まった状態で、地下室周りにドライエリアと呼ばれる空間を確保している状態を指します。

ドライエリアは、外からは見えない中庭のような感覚で使用できます。また、ドライエリア側に大きな窓を設ければ、地下室とは思えない開放的な空間を演出することが可能です。

注文住宅に地下室を設けるメリット・デメリット

注文住宅に地下室を設けるメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット1:遮音性・防音性に優れている

とくに、全地下タイプの地下室は、遮音性・防音性が非常に高いことがメリットとなります。騒音対策で、周辺住民とのトラブルを防げるのはもちろん、家の中にも音を漏らすことがないため、仕事や趣味の時間をお互いに邪魔することなく過ごせるでしょう。

メリット2:耐震性がアップする

地下室は、住宅の基礎部分をより強固にすることにもつながるため、地震の揺れを軽減することが可能です。さらに、地下深くは地震の揺れの影響が非常に小さいため、災害時のシェルター代わりにも使用できます。

メリット3:同じ土地でも延床面積が増える

地下室は、一定の条件を満たしていれば、延床面積の3分の1までは、容積率に含める必要はありません。そのため、同じ土地であっても、地下室を加えれば、延床面積が1.5倍にもなるケースもあります。

デメリット1:コストがかかる

地下室を作る費用は決して安くないため、コスト面で地下室を諦める人も少なくありません。目安として、地下室は1坪あたり50万円ほどの費用がかかります。

さらに、地下室を作るための地盤を整えなければならない場合には、補強のためのコストも必要です。

デメリット2:結露が発生しやすい

地下室は、夏に結露が起こりやすく、カビを発生させる原因にもなります。また、新築の間は、コンクリートが水分を含んでいるため、特に地下室内に水蒸気が飽和しやすいです。

地下室の設計を業者に依頼する際の注意点

地下室の設計を依頼する際には、以下の点に注意してください。

避難経路を確保する

地下室に移動できるのは、1階からつながる階段のみです。しかし、火災発生時などに、階段以外の避難経路が確保されていないと、逃げ場がなくなってしまう可能性もあります。

地下室の安全性を高めたい場合には、ドライエリアタイプの地下室を選択するのがおすすめです。1階からつながる階段とは別で、ドライエリアを通して地上へとつながる階段を設置しておけば、緊急時には直接自宅の外へと避難することが可能となります。

湿気対策について考える

地下室を過ごしやすい環境に整えるためには、湿気対策について考えることが必要です。ジメジメ感をなくすには、換気が重要であるため、もっともよいのはドライエリアタイプの地下室を作り、日光を取り入れながら湿気を逃す方法です。

また、ドライエリアタイプの地下室を作るのが難しい場合には、地下室の換気を促すような住宅設備を取り入れたり、排水設備を整えたりするのがよいでしょう。

ドライエリアタイプの地下室は雨水対策が必要

ここまで防災や湿気対策の観点から、ドライエリアタイプの地下室がおすすめであることを記述しましたが、ドライエリアタイプの地下室を作るのであれば、雨水対策が不可欠となります。

洪水発生時の水位をチェックし、手すりとなるコンクリート部分を高い場所に設置するなどの工夫が必要です。

まとめ

今回は、注文住宅に地下室を作る際のタイプごとの特徴に加え、メリット・デメリットや注意点などを詳しく解説しました。地下室には、全地下タイプ・半地下タイプ・ドライエリアタイプの3種類があります。

地下室は遮音性・防音性に優れているだけでなく、建物全体の耐震性アップにもつながるのがメリットです。しかし、1坪あたり50万円ほどのコストがかかるうえ、結露が発生しやすい・湿気が溜まりやすいといったデメリットも挙げられます。

設計の際には、災害時の避難経路を確保することや、湿気対策として換気方法や日光の取り入れ方などについても工夫が必要です。注文住宅に地下室を作りたいと考えている人、地下室を作る際の注意点などを知りたい人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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