注文住宅に中庭を設けるメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/02/15

中庭

注文住宅に中庭を設ける予定ですか?家の中に中庭があると、癒しや楽しみが増えます。中庭は敷地や資金に余裕があればできるだけ設けたい空間です。ところで中庭を設けるとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。今回は、注文住宅に中庭を設けるメリット・デメリットについて解説します。

中庭の形の種類

中庭の形にはどんな種類があるのでしょうか?一般的に中庭の種類には、コの字型の中庭・ロの字型の中庭・L字型の中庭の3種類があるといわれています。では、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。こちらで詳しくご紹介します。

コの字型の中庭

コの字型の中庭とは、中庭を真上から見た時にカタカナの「コ」の字に見えることから名づけられた中庭のことです。コの字型中庭の特徴は、四方の壁のうち1か所だけ壁がないことです。そのため解放感のある中庭を演出できます。

ロの字型の中庭

ロの字型の中庭とは、中庭を真上から見たときにカタカナの「ロ」の字に見えることから名づけられた中庭のことです。ロの字型の中庭の特徴は、四方の壁のすべてがふさがっていることです。そのため、住人のプライベートを守ってくれ、自由度が高いプライベートライフを送ることができます。他人に自分のプライベートを見せたくない人におすすめの中庭です。

L字型の中庭

L字型の中庭とは、中庭を真上から見たときにカタカナの「L」の字に見えることから名づけられた中庭のことです。L字型の中庭の特徴は、四方の壁のうち2つがふさがっていることです。解放感が高く、中庭を多くの人に見せたい人に向いています。

注文住宅に中庭を設けるメリット

注文住宅に中庭を設けると、どんなメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

屋内に自然光を取り入れることができる

1つ目のメリットは、屋内に自然光を取り入れることができることです。もし屋内に自然光がまったく入らないと、電気の明かりだけになり暗い印象の家になります。ところが自然光を入れることができると、カラッと爽やかな印象の家になります。

家の中にいながら外遊びを楽しめる

2つ目のメリットは、家の中にいながら外遊びを楽しめることです。家の中に充実した設備があっても、たまには外遊びをしたくなります。もし家の中に中庭があれば、お昼はランチ、夕方はバーベキューやディナーを楽しむことができます。また夏は花火、秋はお月見などが楽しめることでしょう。外遊びができる中庭は、大人も子どもにも喜ばれる空間です。

安全な換気口として使える

3つ目のメリットは、安全な換気口として使われることです。家の外回りに面している窓は、道路から中の様子が見えてしまうと全開することはちゅうちょします。おそらく、カーテンを締め切ることでしょう。ところが家の内側に窓があると、道路からは見えないのでプライベートを守りつつ、全開で窓を開けることができます。

注文住宅に中庭を設けるデメリット

注文住宅に中庭を設けると、どんなデメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

建築コストが高くなる

1つ目のデメリットは、建築コストが高くなることです。一般的に庭とは、敷地のあまった土地です。基本的には何もないか、ガーデニングがされるかです。

それに対して中庭は、最初から見せるために造られます。そのため地面によい土を使い、癒しを得るために高価な花や樹木が植えられます。また、採光を入れたり中庭に出たりするために掃き出し窓を設置するので建築コストが高くなります。

断熱性と気密性が下がるおそれがある

2つ目のデメリットは、断熱性と気密性が下がるおそれがあることです。高気密高断熱性住宅はできるだけ開口部を減らす設計です。ところが中庭を造ると、中庭を見たり出たりするために窓を付けます。そうなると断熱性と気密性が下がるおそれがあります。

居住スペースが削られる

3つ目のデメリットは、居住スペースが削られることです。家の中に中庭を造ると当然その分の居住スペースが削られます。家族が多い家だと、若干デメリットのほうが上回ります。

中庭設計時の注意点

中庭を設計するときにはどんな点に注意すればよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。

排水設備を整えておく

中庭を設計するときには、排水設備を整えておく必要があります。理由は、雨・大雨・台風の時に中庭に雨水が入り込むからです。何も対策をとっていないと、ゲリラ豪雨のときなどには中庭は冠水するかもしれません。水はけがよい地面にしたり、排水設備を整えて、下水に流れるようにしたりしておいたほうがよいでしょう。

中庭の手入れをしやすくしておく

中庭を設計する時には、中庭の手入れをしやすくしておく必要があります。理由は中庭を造ると、虫害が発生したり、雑草が生えたり、庭木が伸びてくるからです。

せっかく洋風ガーデニングや和風庭園を造っても台無しです。またウッドデッキを造ると、数年に1回は防水・防蟻塗装をしなければなりません。よって中庭の手入れが必要になります。中庭の手入れをしやすい造りにしておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、注文住宅に中庭を設けるメリット・デメリットについて解説しました。中庭を造るには、余分に敷地や資金が必要になります。ただしあれば、住人の生活を毎日潤してくれる存在になることでしょう。とくに広々とした窓があればいうことなしです。毎日自然光や爽やかな風を家の中に届けてくれます。また、庭木があれば季節の移り変わりも楽しむことができます。ぜひ、中庭をご検討してみてください。本記事が、注文住宅に中庭を設けるメリット・デメリットについて知りたい方に届けば幸いです。

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