注文住宅の外観を種類別に分かりやすく解説!
注文住宅では、間取りや設備など内装面を重視する方が多いですが、外観も重要です。外観は、外から自分たちの住まいがどのように見えるのかということに関係してきますので、こだわりたい部分といえるでしょう。この記事では、注文住宅の外観を決める際のポイントをまとめておきます。
注文住宅の外観の種類
注文住宅には、どのような外観の種類があるのでしょうか。ここでは人気がある3つのタイプについてお伝えします。ご紹介する3つのタイプは、年数が経過しても飽きない外観なので、流行りに左右されません。
モダンスタイル
モダンスタイルは、モノトーンカラーを使用する外壁が多いです。シックでおしゃれな外観で、直線的なイメージもあります。モダンスタイルには、和モダンやナチュラルモダンなどいくつか種類があります。モダンスタイルは老若男女問わず人気のデザインです。
ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルは、自然素材を活かしたタイプとなっています。ホワイトやベージュ系の色が使われることが多く、木目調デザインも人気です。柔らかな雰囲気の外観になります。家を見るとほっとするのではないでしょうか。周りの住まいにも馴染みやすいです。
シンプルスタイル
シンプルスタイルは、無駄な装飾をしていない外観です。流行りに左右されにくいので、長く住みやすい住まいになるでしょう。
ほかにもある人気スタイル
人気の3つのスタイルは、モダン・ナチュラル・シンプルですが、それ以外にも南欧風やニューヨークスタイル、カリフォルニアスタイルなど海外の住まいをイメージした外観は人気となっています。海外の映画で出てくるような住まいは、リゾート感も出せるでしょう。個性的な外観にしたい方に人気です。
オシャレな注文住宅の外観は?
注文住宅でおしゃれな外観にしたいという場合、どのような外観を選ぶとよいのでしょうか。近年人気がある外観のデザインについてまとめておきます。
和モダンスタイル
和モダンスタイルは、日本の昔の雰囲気に現代的な雰囲気を取り入れていて、懐かしさの中に新しさも感じられるデザインです。和の雰囲気が好みな方に人気です。昔ながらの住まいが多くある地域の場合、和モダンにすることで、周囲の雰囲気とも馴染みやすくなるでしょう。
北欧風スタイル
北欧風スタイルは、淡い青色や白、緑などの色を使用した住まいです。スウェーデンの住宅をイメージした外観といわれています。明るさと爽やかさのある外観で、ほかの住まいとは違った雰囲気を出せるでしょう。
注文住宅の外観を決める際の注意点
注文住宅の外観を決める際は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。注意したいポイントについてまとめておきます。
メインカラーは1~2色にする
色々な色を取り入れてしまうと、外観が派手になるだけでなくまとまりがない住まいになってしまいます。盛り込み過ぎてバランスが悪くなるのを防ぐには、色を1~2色にまとめるのがよいでしょう。それぞれの色で出せる雰囲気も違うため、色のイメージも理解しておいてください。
外壁の素材を決める
外壁の素材は、サイディング・モルタル・タイル・コンクリート・ALCなどがあります。素材により雰囲気が異なるだけでなく、色を変えるだけでも外観のイメージが変わります。外壁の素材を決める際は、汚れにくさやお手入れのしやすさ、耐久性も考慮してください。
サイディングは、外壁の素材で主流となっています。コスパがよく、デザインも豊富、機能性も優れています。タイルは耐久性が高く劣化しにくい素材です。モルタルは、職人さんの腕で仕上がりに差が出やすい素材です。
コンクリートは、デザイン性、耐火性、防音性に優れています。近年は、打ちっぱなしのコンクリートの外観が人気です。ALCは、断熱性と防火性が高い素材で、デザイン性も優れています。しかし、コストはやや高くなります。
屋根の形状とのバランスを確認
外観は、壁だけではありません。屋根の形やバランスも大事なポイントになります。屋根の形は、住宅の雰囲気を決める大事な要素なので、雰囲気に合う屋根を選びましょう。
窓の配置と大きさや形
窓の大きさや配置、形も外観と関係があります。外から見た時に窓の位置が違和感なく配置されているかどうか確認しましょう。
植栽や照明も工夫して
外観のイメージを決める要素として、植栽や照明も関係があります。外の照明やどのような植物を植えるのかといったことも、全体のバランスや完成させたい住まいのイメージから決めましょう。
まとめ
注文住宅の外観を決める際のポイントについてお伝えしました。外観は、外壁が多くをしめるので、まずは外壁の色や素材を決めるようにしてください。どのような雰囲気の住まいにしたいのか決めておくことで外壁も決めやすくなります。流行りを取り入れ過ぎてしまうと失敗する可能性があるので、流行りに関係なく長年住める住まいということで考えるのがよいでしょう。